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黄色いシャツの人たち

今、タイの首都バンコクでは、反政府団体が首相府やスワンナプーン国際空港、ドンムアン空港を占拠して大変な騒ぎになっている。

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俺も嫁の母国の情勢には関心があるので、感じたことを書こうと思う。

今年の8月にタイへ行ったとき、毎日、反政府団体がどこかの街で集会を開いていた。この反政府運動に参加している人たちはみんな黄色いシャツを着ている。

黄色は国王を敬愛してるという意味の色。タイでは大切な色だ。

この黄色いシャツの人たちが、毎日反政府集会を開き、その様子が専用のチャンネルで朝から晩まで放送されていた。

この反政府運動というのは、タクシン元首相政権への反対運動が始まりである。

タクシンは、長い間政権のトップにおり、自分が経営する会社や親族が経営する会社が儲かるような政策をしてきた。

おかげでタクシンはじめ、一族郎党すべて大金持ちになった。平家にあらずんば人にあらずみたいな感じ。今の日本では考えられない

しかし、タクシンは私腹を肥やすだけでなく、同時に貧困層を援助する政策もしてきた。

俺がタイの人々の生活を見て感じたことだが、タイでは約80%が貧困層で、約20%が中流か富裕層だと思う。

貧困層を援助する政策は、選挙対策だと思うが、今でも貧困層の多い東北部(イサーン地方)や北部(ヌア地方)では、タクシンの人気が根強い。

俺が滞在していたときも、貧困層の人は鉄道代や電気代が無料になる法案が試験的に施行され、嫁の家族が喜んでいた。

けれども、面白くないのは中流や富裕層の人々である。タクシンを嫌いな金持ちたちが支援して反政府団体ができ、その力が軍部まで及んで、タクシンが海外出張中にバンコクでクーデターが起きた。

タクシンは国外追放となって国へ帰れなくなり、今は英国にいる?らしい。(英国プレミアリーグのマンチェスターCを買ったが、最近売ったみたい。)

クーデターにより国会が解散され、昨年の12月に総選挙が行われた。反政府団体の人々は、これでタクシンの勢力が一掃されるはずと考えたが…

結果は、タクシンが総裁をしていた政党が圧勝した。貧困層のほとんどの人々がタクシンを支持したのだ。うーん、タクシンは賢い。貧困層の人も富裕層の人も同じ1票だからね。

現在の政府もタクシン元総裁の政党で構成されている。ソムチャイ首相は、タクシンの妹の旦那さん、つまり義弟だ

だから、今も反政府運動が続いている。集会では、反政府運動の指導者が演説し、合間に歌手がコンサートを開いて参加者が飽きないようにしている。

そして、黄色いシャツはもちろん、食べ物や飲み物も無料で配られている。集会やデモに参加してる人は、働かなくても食べていけるので参加してるという人がたくさんいる

結局は、タクシン一族とタクシンが嫌いな金持ちたちとの争いなのだ。


長くなったので続きはまた今度。

テーマ : 国際結婚 - ジャンル : 結婚・家庭生活

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